DiarY−JanuarY
2004年1月の日記です
 

 
1月28日 毎度の季節がやってまいりまして。(←挨拶)

第76回アカデミー賞のノミネート発表ー。
今年の目玉はナンと言っても「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」がどれだけ受賞できるか、ではないかと(←かなり個人的な主観)。
現在ノミネートされているのは作品賞、監督賞など11部門。もしコレを全部取れば「ベン・ハー」「タイタニック」に並ぶ最多受賞になるんですが。さてさて。
恐らく作品賞と監督賞、脚色賞はカタいと思うんですがねー。前哨戦とも云えるゴールデングローブで「王の帰還」は4部門(作品賞、監督賞、作曲賞、主題歌賞)を取りましたし。
対抗馬としては「マスター・アンド・コマンダー」「シービスケット」ってトコなんですが……実際どこまで食い込んでくるか予想できないし(汗)。
それ以外で気になるのが外国映画賞で「たそがれ清兵衛」と助演男優賞で「ラストサムライ」で素晴らしい演技を魅せてくれた渡辺謙さんがノミネートされているところですかね。
個人的には渡辺謙さんが助演男優賞を取ればもちろん嬉しいんですけど、「ラストサムライ」自体がアメリカ本土ではちと不評らしく。まーナショナリズム丸出しの部分とかもあったからねぇ……(苦笑)。
結果発表は2月29日。楽しみに待ちたいと思います。

で。アカデミー賞を「陽」とするならば「陰」とも云える(笑)ラジー賞もノミネートが発表。
今年はベン・アフレック&ジェニファー・ロペスの「ジッリ」が9部門ノミネートでコレが確実に本命っぽいです。向こう(アメリカ)側の批評曰く、「困惑するほどの最低の出来」とか(笑)。まー私自身ラブストーリー物は絶対と言っていいほど観ませんからナンとも言えませんけど。しかし今年のラジー賞は「おおっ」と納得できるような作品がノミネートされていないので、ちと物足りない気分だったり。どうなりますやらー。

今更ながら「仮面ライダー剣」の感想。
オンドゥルルラギッタンディスカー!!
これに尽きるかと。ってーか俳優達(特に若手)の台詞が分からなさすぎ。
「南西に10キロ」「7020キロ」って言っているように聞き間違えるし(どこの外国だソレは)、この感覚はナンて言うんだろ。
ああ、アレだ。若者言葉が理解できないヲヂさんの気持ちとゆーか(苦笑)。
取り敢えず、主役を含め若手の演技がどれだけこの1年でどれだけ上手くなるかある意味楽しみになりました(笑)。
物語的には第1話にしては結構食い付き野良い展開ではないかなー、と。武器のアクション(カードの取り出し方)とかも格好いいし。オモチャも結構売れそうだし。
一応、毎週視聴のローテーションには入れておくことに決定ー。

 

1月26日 今更なんですが……。(←挨拶)

「鋼の錬金術師」1〜6巻をまとめ買いしてイッキに読んでみたり。最近アニメ見始めたモノで。
ケッコー面白いですな。ガンガンの漫画だと思って甘く見ていたけど。ってーか昔のガンガン系の漫画に色々痛い目にあっていたので敬遠していたっつーのもあるんですけどね(笑)。
キャラ的にはエドやアルも好きなんですけど、何故かアームストロング少佐にすっげぇ親近感が。
いや、こう、「盛っ」って部分に。
しかしアニメと原作って結構展開が違うんですねぇ。ガンガンの定期購読はしないけど、まぁコミックスとアニメは定期的に読んで&見ていこうかと。

「ファントム・ブレイブ」は好調にドハマり中。
通勤途中で道端の石ころや空き缶なんかを見て、「あー、コレにコンファインしたらステータスの変化値は……」などと考えるようになったら末期症状だと思います、自分(笑)。
そのウチ「ダメ人間」とか「廃人」の称号も手に入れられるかも。(欲しくねえ・汗)
そういえば本日攻略本(電撃刊「ザ・マスターガイド」)が出ていたので早速購入して読んでいるんですけど上級の称号も色々あるみたいで。
「上級」とか「一級」はまだ分かるけど、「マッチョ」「あの頃の」つー称号は笑うしかねえってゆうか。さすが日本一ソフトウェア。でも結構イイ修正値が付くんだよなぁこの称号。
是非とも「静かなる」とか「衝撃の」とかの称号の登場も希望。出たら確実にアルベルトとかチュウジョウと云うキャラ作るんですけど(苦笑)。

本日の購入ブツ。
荒川弘「鋼の錬金術師」1〜6巻、「ファントム・ブレイブ ザ・マスターガイド」、せがわまさき「バジリスク」3巻、笹本祐一「ARIEL」20(最終)巻、藤咲淳一「攻殻機動隊S.A.C 虚夢回路」、「週刊わたしのおにいちゃん 2」といった具合。
「わたおに」につきましては……まぁ、言うまでもないですが貼ってあるシールの煽り文句に大笑い。
「はやくも話題騒然! みんな変だぞ!」
発行元にまで言われたくはねえ。
「ARIEL」はとうとう完結してしまったんだなぁ、と感慨することしきり。実際最近は惰性で読んでいたんですけど、最初の頃はホンマに楽しんで読んでいたし。個人的には「H計画」編と「タイムトラベラー」編あたりが一番面白かったですね。実に面白いハチャメチャSF小説なので未読の方は是非とも読んでくださいマシ。
「攻殻機動隊」は脚本担当されていた方がノベライズしているので結構安定した出来ではないかと。現在30ページまで読みましたが実に雰囲気が出ていてイイ感じです。明日辺りには読み終わるかな?
少しずつでも積み本を崩していかないとなー(苦笑)。

 

1月24日 多分に漏れずにハマっております。(←挨拶)

ファントム・ブレイブ」に。
もー楽しすぎ、このゲーム(笑)。
「やりたい放題シミュレーションRPG」の名に恥じない自由度の高さはある意味スタッフの狂気を見る思いですな(汗)。っつーかそこらにある雑草や石ころすら装備できると一体誰が想像できる。
育成パートもかなりやり込めそうで、ナニやら第3話の時点でLv200いっているツワモノもいるとか。すげえ。
まぁ、私は自分のペースでチマチマやっていこうかと。

そんな合間にシービスケットも観てきましてー。
この映画を観て、馬という動物の美しさを知った気がします。
特にシービスケットが西部の森の中を駆け抜けていくシーンは森の紅葉と相まって風景画みたいな美しさがありました。あと馬の写し方がホンマに綺麗なんですよ。ピン、と張った一切無駄な贅肉をもってない研ぎ澄まされた刃物のような体躯と優しそうな瞳。その魅力が伝わってくるっていうか。
物語はどうかと言われると、正直言って「ジーン」としたシーンはありましたが涙が零れるほどではなかったかな、と思います。
原因としては脚本が完全に第3者の視点になっているトコ。家族と離散したり、子供を失ったりするところはもーチョット心理描写を含めた長いシーンにすればいいのに、ひたすら淡々と描いていてシーンの切替もドンドン変わっていって(僅か10分ぐらいで1年経過するし・笑)感情移入する前に物語が早足すぎるような感じがしましたね。
まぁ、この映画自体、実話を元にしているのでそういう風に描かざるを得ないって部分もあるんだと思いますが。
でも、期待したとおりの作品だったと思います。
お互いに大事なモノを失ったり奪われたりした者達が1頭のサラブレッドの元に集まって、お互いを支え合い、癒し合って、そして最後には無くしたモノが戻ってくる……こーゆー物語は大好きです。
「どこまで走る?」
「――止まるまで」
こんな素晴らしい実話があるから、世の中ってモノも捨てたもんじゃない。そう思います。

 

1月21日 本日の福岡は雪模様。(←挨拶)

いくら暦の上で『大寒』だからと云ってこんな大雪になるコトはねーだろが(汗笑)。
実際こんな雪の日になったのって久しぶりのような気がする。今日は毛布一枚多めに寝よう。

そう言えば明日は「ファントム・ブレイブ」の発売日ですが。
「まだ限定版手にはいるかなー」と夢見るアリスちゃんなコトをホザいていましたら、何故か限定版予約を無理矢理ネジこむ事が出来まして。
いやー、無理を通せば道理は引っ込むモンだ。いえ、別に店員さんを脅したりしていませんよ。いつもの仕事帰りの格好(黒コートに黒の手袋などの黒尽くめ)で少し低めの声で訊ねただけですから。ホントに。
ただ、追加予約だったので手にはいるのは23日の模様ですが。福岡方面で限定版が欲しい方は天神のGIGAで未だ予約できるかもしれませんのでー。ちなみに私が予約した時点であと5つ空きがあったかと。
ゲーム自体は、取り敢えず「Fate/stay night」が出るまでにある程度進められたらなぁ、と思ってありおりはべりいまそかり。

末期癌で「命の授業」を続けた校長。
色々と教師関連の不祥事が続いている世の中でナンというか……チョット泣けてしまいました。
こういう素晴らしい教師がいると思えるだけで救われるような気分になるのは安っぽいかもしれませんが、最後まで教師であろうとしたその姿は実に格好いい。
この学校の生徒達も亡くなった校長の為に――とはいいませんが、命の尊さを少しでも理解してくれればなぁ、と切に祈りたいと思います。

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」来日記者会見の模様。
イライジャ・ウッドとかヴィゴ・モーテンセンとかの写真に普通は目がいきそうですが、注目すべきはこんな寒い日なのにいつもの半パンと素足で出ているピーター・ジャクソン監督だと思うのは私だけか?(笑)
ってーかこの監督、雑誌のインタビューとかの写真でもこの格好しているし。ある意味この人が実はホビットだと言われても信じるぞ(笑)。

THE BRONSON DVD-BOX
なんとゆーか男汁が溢れ出しそうなDVD-BOXであることには間違いなく(笑)。
吹き替え音声も月曜ロードショー当時のモノを使ったり、新録だったり、ある意味ディープ過ぎるってーか。
しかもvol.1&2両方購入者の特典が70年代マンダムCM集特製DVDとゆーんだから思わず私も欲しくなってしまったではないですか(汗笑)。
もうちょっと値段が安ければなぁ……。

 

1月20日 チョイと世間より遅いですが。(←挨拶)

らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜体験版なんぞをやってみたり。
いや、コレ面白いわ。分かっていたけど。
「しすエン」を初めてプレイしたときの衝撃を思い出したよ。シナリオの軽妙さ・演出の絶妙さ・声の演技の妙音さ3つが渾然一体になって「ゲーム」と云う媒体だからこその面白さを出しているし。
そして「しすエン」でツッコミまくらせて貰った無駄なまでの演出の凝りよう(画面の一瞬しか出ない文字とか、普通ならトバされる音声とか)は一層強まったとゆーか。一瞬たりとも目と耳が離せませんでした。
特に今は亡きPC−F×(← 一応伏せ字)ネタが出たときは飲んでたビール吹いたわ。
この体験版では簡単なキャラ紹介みたいな姉妹漫才とゆーか兄強姦談義とゆーか、そんな内容なんですが。個人的にはよせてあげてもAな妹キャラ・杏にめっさ萌えてしまいました。
このキャラは無論喰えるモノと信じたい。いやむしろ孕ませ(検閲削除)。
何はなくとも発売が実に待ち遠しいのであります。
スタッフの皆様、頑張ってくださいませー。

本日、映像技術部(EIGI)さんから冬コミで参加したシスプリ本「パラダイス・ロスト」が届く。ありがとうございましたー。
今更ながら参加している人達の豪華さや情熱のアツさはすごいなぁ、とか思いながらじっくりと読んでみたり。こーゆー企画本ってホンマにいい刺激になります。またどこかでこんな企画があったら参加したいですなぁ。

本日の購入ブツ。
J・M・ディラード「バレットモンク」、雷句誠「金色のガッシュ!」14巻、宇河弘樹「朝霧の巫女」4巻、あと当然とゆーか義務とゆーか「週刊わたしのおにいちゃん1」なんぞも(笑)。
しかし「わたおに」はフィギュアの出来も勿論ですが冊子にも全然手が抜いてなくて実に良くできていますよねぇ。実に作り手の情熱が窺えるとゆーか。間違った方向に。
「バレットモンク」は本屋で立ち読みしてみて、映画の足りない部分を見事に補完してあったので即買い。
特に映画本編では冒頭に出てくるチョイ役のファックタスティックが小説版ではかなりオイシイところを持って行っているし。映画本編を観た方は是非とも読んで欲しいかも。
しかし最近この竹書房文庫から出ている映画のノベライズって結構面白くってあなどれねえデス。「フレディVSジェイソン」とか「英雄」とかのノベライズもかなり面白いらしいですし。

イノセンス新予告編公開。
とゆーコトで第3弾予告編も出てきたのですが、いや、実に押井映像っぽくて期待できそうです。
個人的には顔の皮膚がベロンと開いて中身のメカが見えるシーンとかがイイ感じ(マテ)。
ちなみに「イノセンス」は3月6日公開なんですが、この日は「レジェンド・オブ・メキシコ」(デスペラード2)も公開だったり。こりゃ朝から映画館に入り浸りそうだ(苦笑)。

 

1月18日 ダンガンボォーズ。(←挨拶)

っつーコトで「バレットモンク」を観てきまして。
正直予想していたより楽しめました。うむ。
物語としては80年代に乱造された単調アクション映画っぽいんですけど、チョウ・ユンファのお茶目さといつにも増して激しく飛んで回っていたので全て許す(笑)。
特にラストのカー(ショーン・ウィリアム・スコット)のアクションは人類を越えた。
余談で、観た後調べて解ったんですが劇中に坊主が言っていた摂理のお話は実際チベットの教義にあるんですね。チョイと驚き。
あと、劇場でチケット購入時にチョウ・ユンファのサイン入り生写真をもらったのですが、どうしろと。取り敢えず壁に貼っておくことに。隣にはオジー・オズボーンのブロマイドキノたんのポストカードが貼ってあるのである意味スゴくシュールな光景だ。
<追伸>
「ダンガンボォーズ」のCM映像ファイルの情報を教えてくださったヒライさんに大感謝。今も繰り返して観ておりますー。ある意味「マッシュルーム」と近いモノがあるかも(笑)。洗脳効果っつーか。

「ヴァン・ヘルシング」予告編。
(Qtimeファイル。サイズは14M。右クリックでDLを )
燃える。燃えすぎで死ねる。ぎにゃー。
ヒュー・ジャックマン(「X−MEN」のウルヴァリンが有名だけど私としては「ソードフィッシュ」の方が好きだ)のヘルシングがなんつーか男汁したたり落ちそうなぐらい格好いいデス。
我が人生(マイ・ライフ)我が仕事(マイ・ジョブ)。――我が宿命(マイ・カース)
この台詞だけで御飯3杯はイケます。
ギミック武器もかなりイカしてますし。特に十字架形状の投げナイフがイカし過ぎ。
あとはヒロイン役のケイト・ベッキンセールの演技が多少でも良くなっているのを祈るのみ(笑)。

チョイとまたもや衝動買いしまして。
ええ、もう懲りてないっつーか(笑)。
ちなみに購入したのはHDD&DVDレコーダー「RDR−HX10ってヤツでして。だって色々ポイントとかついて9万円で買えるっいうから(汗笑)。
まぁ、前から購入しようとは思っていたのですが、どーにも希望のスペックを満たす機種が出なくて躊躇していて(笑)。
で、本日はコイツのセッティングとかをして色々いじくって遊んでみたのですが、なかなか面白いオモチャです。(←玩具じゃねぇっての)
画質に関してはほぼ及第点ではないですかね。ドラマや映画はキチンと撮れるんですが、アニメ関係はチョット線部分がチラつく感じがします。メニュー関係のレスポンスはちと遅い感じ。まぁコレも慣れれば大丈夫かな、と。
それから目玉の電子番組表(EPG)はまだ試していませんが、なかなか便利な機能ですよねぇ。
観たいジャンルで検索すれば1週間程度の番組情報も見れるし、予約もとても簡単。今までビデオデッキで時間確認しながら録画していた煩わしさが嘘のように解消。ホンマに理想の機能かと。
さーて、バリバリ録画しまくるぞー(嬉)。
そして、観る時間が取れなくなるワナ。

 

1月15日 ここ数日の寒さは一体どーしたモノか。(←挨拶)

朝に寒さで指の間接が痛くなった時は流石にちと絶望を感じたり。

最近チョイと錠剤を飲み始めまして。いや、別にまた精神安定剤とか睡眠薬と云った類ではなく。コンビニとかで売っている栄養補助剤ってヤツ。
私自身、結構不摂生な生活パターンになってきたのとチト血が足りないっぽいので鉄分とビタミン錠剤なんかを。最初はまぁ気休め程度だったんですけど、結構効いたりしています、コレ(笑)。具体的に言えば朝起きるのが辛くなくなったし、眩暈も起きなくなったし。値段的にも大した金額じゃないし、飲み続けていこうかなと。それ以前に健康的な生活をおくれとゆー野暮なツッコミはナシの方向で、ひとつ(汗)。

今週末公開のバレットモンクのTVCMがかなり笑えるらしく(赤兜さんトコ参照)。男の声がひたすら「ダンガンボォーズ! ダンガンォボーズ!」と連呼する素敵極まりないモノだとか。見てえ。
今週観る映画といえばこの「バレットモンク」「タイムライン」なんですが、beakerさんが観に行こうと考えている着信アリも気になったり。なんてったって三池監督作品だし。雑誌のインタビューでテーマは「切ない恋愛」を目指しているらしいですけど、三池作品なら色々な意味で切なさ炸裂しそうだし(笑)。

個人的メモ。来週の土曜日(24日)は「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の先行レイトのチケット発売日。忘れるな、自分。

本日の購入物。
西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」、森まゆみ「明治・大正を食べ歩く」、安達正勝「死刑執行人サンソン」、CDはBRIDES OF DESTRUCTION「Here Come the Brides」を。
「きみとぼくの壊れた世界」はかなり妹萌えな内容らしいので、気になっていたんですけど、通勤の合間に少しずつ読む予定。
「死刑執行人サンソン」はギロチンを発明し、フランス革命において国王ルイ十六世の首を刎ねたパリの死刑執行人シャルル−アンリ・サンソンの話なのですが、なんつーかスゴク苦しいお話です。特にラスト辺りの名もしらぬ十八歳の少女の処刑のシーンなのですが(以下引用)、

この少女は健気にも、自分からすすんでギロチンの横板の上に身を横たえ、「これでいいのですか、死刑執行人さん?」と聞くのだった。
この時は我慢強さでは誰にも負けないサンソンも切れた。
処刑台の周りに群がっている群衆に叫んでやりたかった――「お前達は、この少女を見殺しにする気か! お前達の中に、この少女を助けたいと思う奴は、一人もいないのか! だれでもいいからギロチン台に上がってこい! そして、この少女をどこかへ連れて行け! 俺は少しも邪魔をしないぞ!」と。

革命後、革命裁判所が乱発した死刑宣告。死があまりにも当たり前すぎて、国民全てが麻痺していた悲劇を現していると思います。
本屋でチョイと衝動的に買ってみたんですけど久しぶりにアタリを引いた本でしたね。
もし宜しければ一読を。集英社新書から出ていますので。
BRIDES OF DESTRUCTIONはモトリー・クルーのベーシスト、ニッキー・シックスが結成したバンドらしいので買ってみたのですが、デビューアルバムにしてはナカナカの出来では無いかと。まぁ、私が80年代にモトリー・クルーの洗礼受けているからかもしれませんけど(笑)。ちなみにニッキー・シックスと聞いて「天才」と連想するより「変態」と連想するのは私だけで無いと思いたい(苦笑)。

PINK-CHUCHU・みけおうさんの巫女さん絵。
萌えー。萌えー。早速壁紙に登録ー。

 

1月11日 連休もあと1日。(←挨拶)

明日は一体ナニをしようかねぇ。
まずは部屋の隅の本の山をなんとかしないとな(汗笑)。

葛葉さんの謹賀新年蔵女たん。
萌え。ひたすら萌え。葛葉サンの幼女はサイコーなのです、個人的に(笑)。
そーいや、「腐り姫」やろーやろーと思って全然やってなかった(汗)。

NitroPlusにて中央東口さん本通販開始。
冬コミで先行発売されたヤツなんですが、早速通販するかなー、と思ったのですが送料+手数料が1000円以上かかるのはどーしたモノか(汗笑)。
とりあえずソレ系本屋に卸されるのを待ちますかねぇ。つか本屋で手にはいるかどーかが微妙なんですよねー。むむむ。そんな風に悩んでいて通販申し込む頃には完売になっているワナー。

そう言えばbeakerさんの「吸血大殲II」を買おうとメロンブックスに行ったら既に完売していてちとショボーン(涙)。ってーか売れすぎだよー。

各サイトの「エリア88」の感想を見たんですが。
なんっつーかかなりダメな出来らしいですね。
筋金入りの原作ファンとしては制作スタッフの元へポン刀もってカチこみたい気分マンマン。
寧ろ、人気のあった過去のマンガや話題になったギャルゲーのアニメなんかを適当に作ればヲタは金を出すと思っているおエライ方々の首を刎ねてやりたいんですけどね。まぁ、その辺の話題はちと又聞きの部分が多いので割愛。殺伐としすぎているので。

先日買っていた「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」スペシャルエクステンド版を改めて見直し。前はチョイチョイつまみ食いみたいに観たので。
で。改めてこの作品はすごいなぁ、と思ったり。
ファラリアとボロミアの兄弟の絆の描写とか、原作既読者にはご存じのアラゴルンの正体(種族)の説明とか。本編に使ってないのが不思議なぐらいのスゴイシーンがどんどん追加されていて実に物語に深みを与えております。
特にお気に入りはアラゴルンがエオウィンのシチューを食べるシーン。お姫様は料理ヘタっつー王道コメディをやっていて思わず笑みがこぼれてしまいますがな(笑)。あとボロミアがファラリアを励ます過去のシーンとか。ホンマにイイヤツなんですよねぇボロミアって。
来月の14日より(先行レイトは7日)「王の帰還」も公開されますので、良い機会ですので是非とも「旅の仲間」「二つの塔」のスペシャルエクステンド版を観て予習もしっかりとするコトをお薦めいたしますー。
ちなみに「王の帰還」の上映時間は3時間30分ほどだとか。なんちゅー長さだ(苦笑)。

誕生日のお祝いメール&BbSの書きこみありがとうございます。こういうお祝いメッセージをもらえるなら年をとるのも悪くないかも、と思えます。
取り敢えず良い具合に年を喰っていって、ヲタな不良中年を目指そう、自分(笑)。

 

1月8日 本日は誕生日でありまして。(←挨拶)

おめでとう自分、ありがとう自分。もう声に出すのもはばかるような年齢になったがな。
具体的に言うと同期に入社した同僚が3人目の子供をもったり、新築の家を建てたりするような、そんな年齢(笑)。

随分と遅れ気味な話題ですが、今月のアワーズ。
「トライガン マキシマム」はやはりウルフウッドは死んだ模様で。今回は前回に続いて静かな展開でしたが、ナンか良かった。ひたすらメシを食い続ける二人がウルフウッドの事を想い出してまたメシを食べ続けるってトコが変に涙ボロボロ流すより「辛さ」が表現されているっつーか。
あと「ヘルシング」は今回の話で初めてセラスに燃えたような(笑)。
今まではハルコンネン込みとかだったし。絶望的な状況から颯爽と現れる姿はやっぱ格好いいモノです。普段がヘッポコなキャラだと特に(苦笑)。
ただ、セラスの一斉掃射で全滅させられる大隊兵士の弱さは一体どうしたモノかー。それともセラスが異常に強いだけなのか? 来月はセラスの過去話らしいのでチョイと楽しみです。

今年もそろそろ映画観ようかなー、と思っているのですが。
まず1月に観たい映画ってーとタイムラインシービスケットですかね。
「タイムライン」11月あたりから劇場で予告編とか流れていてチョイと興味が惹かれまして。ただスタッフとか見るとなんか少しハズしそうな危険もあったり。まぁ新年一発目からヤマはって観るのも良し(笑)。
「シービスケット」は去年の9月あたりで米国の方でかなり高い評価だったので期待している映画。
個人的にこーゆー逆境に打ち勝つ人間達の物語は好きですし。是非とも馬好き(今はどうかは分かりませんけど・汗)の睦月周さんあたりに観てもらたいなぁと思ったりする次第(笑)。
ああ、あともう1作品、弾丸坊主――もといバレット・モンク」を忘れていた。
予告編の映像とかも観てみたんですけど、色々な意味で楽しそうな映画です。チベットに行って修行したくなるぐらいに(笑)。ぼォーず!!
2月は間違いなく「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でしょうし。また毎週映画館通いは確定ですかー?(苦笑)

 

1月6日 仕事もいよいよ始まりまして。(←挨拶)

色々と仕事が溜まっていて処理に右往左往でばたんきゅー。

仕事帰りにポストを覗くと年賀状が数枚ほど。しかも全部仕事関係だし(苦笑)。
まぁ実際、紙媒体での年賀状なんてここ数年書いてないよなぁ……。殆ど個人的な知り合い関係とかはメールですし。
たまには久しぶりにペンなんかを握ってイラストを描いてみたいとは思うのですが、もう描き方忘れていそうで。いやはや(苦笑)。

ちなみに今年の年賀メールは40通ほど。少なくなったなぁ。
で、それらの返事がボチボチ来たのですが10通中3通に「頑張って生き延びてください」ってコメントがついたのに大笑い。
色々な意味でデンジャラス綱渡り人生だからなぁ(汗)。

ここ数日の購入物。
和月伸宏「武装錬金」1巻、SING LIKE TAILING「TAKE YOU TO MY HEART」(DVD)、ケイコ・リー「VITAMIN K」、Scoop On Somebody「HELLO MELLOW」と新年のお買い物はこんな感じで。
ああ、あとこんなエロゲーとかも買いましたが(苦笑)。
なんかイキオイで買ってしまってそのまま積みになりそうな気配が濃厚ってか。未だにPSOづいているのもどうしたモノですかねぇ。
「武装練金」は最初のあたりをやっと読めたのですが結構最初からトバしていますな、コレ(苦笑)。
あと、設定説明のページで斗貴子さんのバストが79ってコトに思わずガッツポーズ。
80未満ならまだ私の許容範囲なので。うっしゃーっ。ただ体重39キロってのは軽すぎないか?
いや、そりゃ、お姫様だっこするときなんかは(以下妄想が激しく続くので割愛)

「Fate/stay night」マスターアーップ!!
とゆーコトで発売はほぼ確定。
取り敢えず出る前に「沙耶の唄」コンプしないとなぁ(←まだやってなかったのかテメエ)。

 

1月3日 新年明けましておめでとうございます。(←挨拶)

昨年に増して、だーらだーらと更新してまいりますので。(←そのヤル気なさげなのはナンだ)
今年のキーワードは「男一発六尺魂」。

毎年恒例の2003年の色々総括。

<マンガ部門>
今年は面白い作品が揃ったのではないでしょうか。
「餓狼伝」、「トランガン・マキシマム」あとbeakerさんから薦められた「スクールランブル」とか。シリアス・ギャグ・ラブコメと多種多様に良い作品が出てくれました。
で。今年のベスト5をば。

第1位:日本橋ヨヲコ「G戦場ヘヴンズドア」
第2位:森薫「シャーリー」
第3位:八房龍之助「塊根の花」「宵闇眩灯草紙」
第4位:田丸浩史「マリアナ伝説」「ラブやん」
第5位:平野耕太「ヘルシング」

今年は間違いなくラスト直前で泣かせまくった「G戦場」がトップです。ラスト3話を何度読み返したことか。
「シャーリー」はもうナンと言うか読んだ途端に変なスイッチが入っちゃいましたので。こう、バチーンと(笑)。
あと、「マリアナ伝説」一部ギャグがモロに脳天直撃セガサ○ーンで(笑)。「ヘルシング」は全体的にレベルが高かったのですが去年の「魔弾の射手」描写を越えるモノがなかったのでチョイとランクダウンしてしまいしました。

<小説部門>
今年もあんまり読まなかったのでランクインする作品がまぁ、ありきたりなヤツばかりなのですが、ベスト5を上げますと。

第1位:冲方丁「マルドゥック・スクランブル」
第2位:川上稔「終わりのクロニクル」
第3位:テッド・チャン「あなたの人生の物語」
第4位:秋山瑞人「イリヤの空、UFOの夏」
第5位:山尾悠子「ラピスラズリ」

一般小説・ライトノベル混在のランキングになってしまいしまたが(笑)。次点としましては夢枕獏「餓狼伝」(松尾象山vs力王山がスゴかった)、ベニー松山「風よ、龍に届いているか」(待望の再版!)があり。
「マルドゥック・スクランブル」は構成とかアラとかも見えますがこの物語から伝わってくる尋常じゃないアツさが凄かったので問答無用のNo.1になりました。そして年末に読んで「マルドゥック〜」に迫る勢いだったのが「終わりのクロニクル」。ってーか切くんの萌えにヤられた(笑)。無論物語ももの凄く面白かったんですけどね。でも切くんが(以下略)。
総合的な構成では多分1位だったのですが、アツさやキャラ萌えが全然なくて3位に甘んじたのは「あなたの人生の物語」。純粋にSF小説を愉しみたい方ならお薦めかも。
5位の「ラピスラズリ」ですがあんまし日記では取り上げませんでしたが個人的には文章の美しさはかなりスゴイ作品だったりします。こんなお話が書きたいよなぁ。いやホンマに。

<コンシューマゲーム部門>
今年も色々とコンシューマは愉しめるゲームが多くて、甲乙つけるのが大変でしたね。でも、まぁ敢えて順位をつけるのなら、

第1位:「ファンタシースター・オンライン EPSODE 1&2」
第2位:「サモンナイト3」
第3位:「ANUBIS」
第4位:「シスター・プリンセス2」
第5位:「True Love Story Summer Days, and yet...」

この順位ですかね。1、2位は不動ですが3位以下はちと微妙なトコです。
「PSO」は去年に続いて連続トップの座に。プレイした時間なんぞ1500時間を既に超えております(苦笑)。本来なら今年のランクインから外そうかと思ったのですが、今年11月に追加要素を加えた「Plus」が発売されたので。
「サモンナイト3」は実に純粋にストーリーを楽しめたりキャラに萌えたり(具体的にはクノンたんとかミスミ様とか)ゲームバランスもヌルめで私みたいなヘボゲーマーにはとってもよいソフトでありました。
「ANUBIS」「TLSS」はメカフェチとエロエロで見事に私のハートをガッチリ掴んだ作品でした。
「シスプリ2」は「シスプリ」自体が今年を以て「終了」というコトになりましたので記念ランクイン。私を色々と萌えさせてくれた作品であることには間違いないわけで。もう新作が出ないんだなぁ、と思うと寂しい限りなのでありますよ。

<エロゲー部門>
正直今年は数本しかプレイしていないのでランキングもへったくれも無いのですが(汗笑)。しかも全部話題になった作品ばっかだし。
まぁ、色々と今年は水面下で動いた年なのかもしれませんね。来年はTYPE-MOONの「Fate/stay night」を筆頭に色々と話題作が出る予定ですし。今年のランキングは順位なしとゆーコトで。

<映画部門>
去年に引き続いてマジで選考に困った部門です(汗笑)。
ドレもコレもホンマに良い作品ばかりだし。ベスト10ですら足りないと思います。しかし心を鬼にして今年のベスト5を選びますと、

第1位:「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
第2位:「リベリオン」
第3位:「ラストサムライ」
第4位:「インファナル・アフェア」
第5位:「座頭市」

この5作品にしたいと思います。
やっぱ「指輪」信奉原理主義者ですからー(笑)。
「マトリックス・リローデッド/レヴォリューションズ」もランクインギリギリだったのですが、脚本とかの甘さで次点になりました。好きなんだけどねー。
しかし今年は邦画が頑張ったなー、と思える年でしたね。「座頭市」「踊る大捜査線2」など。来年はそれほど期待できる作品は多くなさそうですけど(苦笑)。
「インファナル・アフェア」はウチの周囲は観ている人が少ないんですが脚本と演出(音とか)の絶妙さで私の中ではベスト作品にランクインしました。膨大な予算使わなくてもこんなにスゴイ作品が作れるって一例として。
色々情報を見るに来年の映画も実に多彩な作品が出てくれるようで。楽しみにしたいと思いまする。

あと、去年で色々気になったモノを列挙しますと。
一番ハマったのは問答無用でラーメンズでしたね(笑)。
今まで観てきたお笑いとは違って実に計算し尽くされた「間」や「テンポ」、ヲタク的な知識が刺激されるギャグ、久しぶりに諸手をあげて応援したいお笑いユニットでした。
そーいや新年早々の福岡でのライブはチケットが瞬殺されて手に入らなかったり。ちくしょー。
アニメ作品も今年は色々と良い作品が出たのではないでしょうか。私的にお気に入りなのは「LAST EXILE」、「D.C.」、「ガドガード」、「フルメタルパニック ふもっふ?」、「巷説百物語」などなど。ああ「真月なんちゃら」とゆーアニメは無かった方向でお願いします(笑)。
まだ観てないのもあるんですがね。「プラテネス」とか「R.O.D.」とかー。結構良い出来らしく。今年も色々と新番組があるらしいのですが、是非ともオリジナル系で面白い作品をドンドン出して貰いたいなぁ、と。某氏の作品には期待しておりますので(遠回しなプレッシャー・笑)。原作付はどーもハズレ気味の傾向らしいのでー。

さて。
昨年を振り返ってみると実に色々な才気溢れる作品が出た年だったと思います。ゲームや小説や映画はホンマに大豊作だったし。
今年・2004年もコレらと同等、贅沢を言えばソレ以上の作品に出逢えたらな、と願って已みません。

では、2004年も「怒濤のくるくるシアター。」を何卒宜しくお願いします。べんべん。

 


 
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