DiarY−FebruarY
2004年2月の日記です

 

 
2月28日 「イノセンス」観に行けなくて。(←挨拶)

チトしょぼーんな金曜日で御座いましたよ。
いや、27日に天神の某所で行われた「イノセンス」の試写会チケットが手に入ったのは良かったのですが、突然の野暮用が出来て観に行けなかったとゆー話。
観に行った人曰く「かなり切ない映画だった」とのコトらしく。いいなぁ(指くわえ)
まぁ、私は3月6日に観に行くことにしますがね。

「イノセンス」観に行けなかった鬱憤を晴らすために本日は「マスター・アンド・コマンダー」を観てきまして。
恐らく本日見に来た客の5割は映画館の予告編やTVCMなんかを見て「軍艦の艦長と少年たちの心暖まる物語」を期待していたのかもしれません。
しかしフタを開けたらあらビックリ。男同士の汗が籠もって臭いそうな暑苦しいデストローイ映画でした(笑)。
ただし、ひたすらドンパチするだけではなくて、合間合間に乗組員たちの軋轢や友情などを描いてかなり面白い内容になっております。あと時代考証はかなり細かいトコロまでやっていてチョット驚きー。特に船室の不衛生なところとか食料調達とか。
艦長のジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)はなんと云うか昔気質の直感で行動するのに対して、船医のステイーブン・マチュリー(ポール・ベタニー)は常に理論的で冷静な性格で二人の駆け引きや友情はなかなか見ていて気持ちいいモノがあります。(個人的には艦長室で二人がチェロとバイオリンを弾くシーンがお気に入り)
予告編では随分大きく扱われていたブレイクニー(マックス・パーキス)はナンとゆーかいきなり(※反転)片腕チョン切られるし友達も亡くしてしまうし物語の不幸を一身に背負っているようでチョット気の毒な気分にー(苦笑)。

ああ、あとこの「マスター・アンド・コマンダー」が始まる前の予告編で「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」のブラッカイマー監督の新作の映像が出まして。
タイトルは「キング・アーサー」。
はい、言うまでもありませんな、アーサー王と円卓の騎士の物語の映画で御座います。
なんつーか、エロゲオタ系には実にタイムリーと申しますか。間違った方向に期待するヤツは何人かいると見た(笑)。
しかしブラッカイマー監督のコトですからラストは作品と全然関係ない戦争&爆発シーンの連発をやりそうで不安を感じたり。
公開は7月頃だとのコト。まぁ、左斜めに期待してみますか。

「Quartett!」の体験版感想ー。
んー、正直「白詰草話」をはじめてプレイしたときの衝撃が薄れてしまったな<、と感じてしまったり。まぁ、良い意味でも悪い意味でもFFDシステムに慣れてしまったと。
でも、演出とかもかなりこなれてきた感じがして、スムーズに物語に入り込めるトコは流石とゆーか。あと効果音が小さくて折角の演出がどーにも迫力不足になっているトコが気になったり。こーゆードタバタモノは五月蠅いぐらいにガチャガチャ音を出した方が楽しいと個人的には思っているので。
あと、クラリサ先生は実にオイシイ役どころといいますか、かなり楽しいキャラで嬉しい限り。いっそ突っ走りまくって欲しいと切望。ラブコメにこーゆー暴走変人キャラってのは必須ですし(苦笑)。
何はともあれ発売日の4月23日が楽しみで御座いますー。

工画堂スタジオの新作「シンフォニック・レイン」。
最初この情報見たときはそれほど食指が動かなかったのですが、音楽が私の好きな岡崎律子さんってコトでいきなり気になり始めまして(笑)。
現在主題歌もダウンロード出来ますので、是非とも聴いてみてくださいませ。実に岡崎調なメロディですし。
ただ、問題としては工画堂スタジオのゲームって結構難易度が高いってトコですか(苦笑)。私ってヘボゲーマーですしー。

 

2月26日 花粉の季節到来。(←挨拶)

ついに来てしまいましたよー(汗)。朝からクシャミが止まらなくて目も痒くって、仕事途中に意識がボーっとしてしまうし。
取り敢えず、飲み薬と目薬を購入してマスクも装着ー。
痛痒い真っ赤な目をしてマスクを付けてハァハァと荒い息づかいのその姿は紛れもなく変質者ってーか。
鏡を見て素で泣けてきた。

明日(27日)より「Quartett!」の体験版がいよいよ公開。
恐らく27〜28日は滅茶苦茶混雑するのが容易に予想できたり(汗笑)。ミラーサイト様に期待しますかねぇ。
しかし、「カルテット! オン ザ デスク」のパンツ姿リーナ(58回)はホンマに良いなぁ、と(笑)。チョット胴が長いような感じがしますが視線が自然に下に行くので全然無問題。(←別の意味であるだろコラ)
是非真のEDでは妹・リーナが喰えるEDを。どうかひとつ。土下座。てか土下寝。

本日の色々と無駄遣いー(笑)。
自転車創業さんのロストカラーズ保健所さんの「ガガガ」、「シスター・プリンセス Sincerely Yours」、佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく」8巻、幸村誠「プラテネス」4巻、藤田和日郎「からくりサーカス」31巻短編集「暁の歌」、倉田英之「R.O.D.」9巻、志村一矢「麒麟は一途に恋をする」……などなど。まぁ、また本の塔が一つ出来るぐらいに買っていると思ってくれれば(笑)。
で。本日本命だった「俺がハマーだ! コンプリートDVD-BOX」が手に入らず思いっ切り落ち込んでみたり。ああ、予約しときゃよかったー(涙)。あと「巷説百物語」のDVD-BOXも店頭になかったし。うがー。

そんな風に日記を書いていたらいつの間にヤラ日付も変わって、「Quarttet!」の体験版が落とせるようになっていたので早速DLー(笑)。
プレイ雑感は明日の日記辺りでも書こうかと。

 

2月21日 今日は半日寝て過ごし。(←挨拶)

朝起きてー。御飯炊いてー。豚汁と白菜の漬け物で遅い朝食とってー。「SFが読みたい 2004年版」と西原理恵子と恩田陸読んでー。「AVANTI」を聞きながらPSOをやってー。昼寝してー。……気が付いたら夜の9時まで寝ていてー。毎週観ている「美の巨人たち」(今週は私の好きなモネとルノワールだった・嬉)を見てー。続けて「BB-WAVE」(2週連続で「イノセンス」特集をやっていたので)を見てー。ネット巡回して過ごす本日。
……なんか有意義なのか無駄なのかよくわかんねー過ごし方だ(笑)。

葉庭さんのイリヤ絵ー。最近の楽描き参照)
なんつーか蠱惑的な小悪魔笑みがサイコー。蝶サイコー。
新刊は「Fate」本を期待していいのでしょーか(←ナニを催促してやがりますか)。
しかしホンマにこーゆー可愛いイリヤを見るとなんでイリヤシナリオが無いのかと嘆きたくなったり。
しかし嘆いていてばかりでは何も進めないのでイリヤシナリオを「全裸の錬金術師」(自称)たる私が錬成をば。そりゃもうアナタ、エロエロウッハウッハの萌えイリヤシナリオを。
数分後、全身と魂魄を消失する事確定。錬金術は等価交換。私の魂と身体ごときでは(安い命だな、オイ)。

久坂宗次さんのオパイ斗貴子さんー。(TOPはコチラ
ああ可愛いなぁ、と素直に感じたり。
なんで日本人は素直で純粋な心を忘れたんだろうなぁ、と。
ささやかな小ぶりの胸を恥ずかしそうに隠しながら「あんまり大きくないの……」とか消え入りそうな声で言う女の子に抱くドキドキ感と劣情。そんな美しい心を(←マテ)。雑誌とかに載っているような大きな乳が異質な存在で、微乳こそが日本の女性を美しく魅せるコトに。
今、コレを見ながらモニターの上にこんな魔乳フィギュアを飾っているお前(推定20名)だッ! お前にいってんだよッ、コラァ!!
と、サイバラ風にやってみるテスト(笑)。

ついでにまたチチネタ(←ナニやら人生に疲れている模様です)。
結城心一さんの「乳圧に潰される少女」(笑)。
いや、実際満員電車でデカイ乳の人が隣にいると困ります。ギュウギュウに押し付けられて、背中とか肘に感触がクルんですわ。こう、「ぐにょっ」とゆーか「ぶよんっ」とゆーか。
ダメなんですよ! そんな感触がッ! 生理的にッッ!! コレだけでガクガクブルブル。
で、ちと避けようとソチラに顔を向けると痴漢を見るような目でその女性に睨まれるしッ! 誰も喜んでねえよ! むしろコッチが迷惑なぐらいだよッ!
(思うのだが巨乳な女性ほど被害妄想が強そうなのだがどうか?)
そんなコトが過去数回あったんですけど、一部の人によっては天国かもしれんが、私にとっては煉獄以外のナニモノでもないっつー話で。いやはや。

 

2月18日 ここ数日チト無気力に。(←挨拶)

「王の帰還」を見終わった所為か、どーにも映画にノメりこめなくなっていたり(笑)。
実際「旅の仲間」(第1作)が公開された時点で、「3部作全部観るまでは絶対死ねねえ〜」と固く決意した反動っつーんですかね。
あと、今年は去年ほど話題になりそうな作品が見当たらないってのもありますが。一応私が観に行く予定なのは「イノセンス」と「アップルシード」、「マスター・アンド・コマンダー」、「レジェンド・オブ・メキシコ」、「スパイダーマン2」、「ヴァンヘルシング」……なんだ、結構あるなぁ(苦笑)。
ただ、去年ほどの映画が豊作とは言い切れないのがナンとも辛いトコ。ってーか去年が凄すぎたんですけどね(汗)。

浅井真紀さんのレイキャシが何ともハァハァ。(ネタ元:GF団さん)
すっげぇ造形と云いますか、これだけの為にワンフェスに行きたいです。マジで。しかしコレだけの完成度で3500円ですかー。完全に採算度外視しとるな。
でも、同人だからこそ出来る訳で。そんなトコが大好きです。
で。ショウウィンドゥ越しの金色のトランペットを見詰める少年の如く1時間ほど舐めるように視姦して、ふとPSOを3週間ぶりにプレイしたくなりまして、


ウチのレイキャシールのシャーリーにDBの剣&盾を装備ー。流石に二刀流やガン=カタとかは出来ませんけど(笑)。
ついでにコレだけの装備でベリハの洞窟を制覇してみたり。
レイキャシールって思ったより防御力が高いので肉弾戦でも結構出来るんですよね。まぁ流石にアルチでは速攻で反撃喰らいますけど(苦笑)。


でもってもう一枚。
最近アルチVR神殿を周回して手に入れたマシンガン系レア・ヤスミコフ9000Mを持たせてみたり。
実際取るのにホンマに苦労しました。クリムゾンアサッシンを何百匹倒した事やら(汗)。でもやっと手に入ったので感無量。ただ、実際オンラインプレイで使うかとなると微妙なトコですかねー。チャージバルカンの方が遙かに使いやすいし。


ついでに6人目のキャラも撮影。ヒューキャシールで名前は「Proto=A(プロト・アー)」。偶然にもバルディッシュ(ロボ系ハンターのみが装備可能の戦斧)が手に入ったので育て始めたんですけど、結構ヒューキャシってやってみると操作が楽しかったり。特にダガーのモーションの格好良さはナカナカだし。
あと、この他にフォニュムで7人目も育て始めていますが、実際発売されて2年近くになるのに未だに遊んでいるってのはスゴイなぁと思いますわ(笑)。

まぁ、このPSOもいよいよEP1&2とEP3の空白の21年の謎を解くシナリオ「蒼星の記憶」が配信される模様で。(3月2日配信予定)
遂に今まで謎になっていた某アイテムや隠しキャラの出現方法とかが発表されるのかなぁ……。ちと気になってます。
世の中は「リネージュ2」一色っぽいですけど、私はもう少しPSOに付き合うことになりそうです(苦笑)。

 

2月15日 「Fate」プレイ進行中ー。(←挨拶)

セイバールートが終了して、現在凛ルート中盤と云った感じでしょうか? プレイ時間は27時間。
ただ、また仕事や雑用が忙しくなるのでプレイ進行は遅くなりそうですけどねー。ああ、畜生。

昨夜ボンヤリとテレビなんぞを見ていましたら、「世界ふしぎ発見」でロード・オブ・ザ・リング関係のネタ(どー見ても無関係っぽい・笑)で「王の帰還」の本編映像をタレ流していまして。
しかもクライマックスの黒門シーンのトコを。
公開当日とはいえ何を考えているTBS――ッッ!!
スーパーひとし君全ボッシュート並の大ポカだなぁ、と思ったり。日本の指輪ファンとかが怒り出さなきゃいいけど。(ちなみに公開直前の予告編もネタバレがあってファンの間からかなり叩かれた模様で)
私はまぁ、結構冷めていたので静観(苦笑)。

「CASSHERN」予告編。(公式はコチラ
(ファイルサイズは15Mほど。Qtimeファイル。右クリックでDLを)
GW公開の「新造人間キャシャーン」実写版がついにお披露目。
最初スチール写真とか観たときはチト不安だったのですが、動いている映像を観ると「そー悪くないかも……」と思っている自分がいたり(笑)。
映像とか背景も独特のセンスがあって楽しそうですし(ってーか大日本帝国か北○鮮みたいだが)、CGはなんか重さを感じさせないショボイ感じですが、まぁ日本映画にしては頑張っているかな、と。
取り敢えず日本映画の黒歴史「エイトマン」よりはマシだと信じたいです、ハイ(笑)。

「デビルマン」予告編も公開。(TRALER参照)
「キャシャーン」に比べてコチラはすっげぇ出来が不安なんですけど。映像見る限り。
なんか朝の特撮番組でもやりそうなヘボイCGとか合成ですし。確か「CASSHERN」より予算は多いハズなんですけどねぇ(「デビルマン」は10億、「CASSHERN」は6億)。
まぁ、コチラも今後の情報次第かな、と。

「Quartett!」デモムービー第2弾公開。
発売日も4月23日に決定して、今から指折り楽しみにしているゲームなんですが、ホンマにFFDシステムが効果的に使われていて「楽しそうだなぁ」と思います。あと、音楽とか文字配置のセンスは流石とゆーか。ムービーで流れている主題歌の「ランピン」もスゴク良い曲ですし。良い、実に良い。
ちなみに「ランピン」のフルバージョンが聴きたい場合はコチラのアルバムを買うが吉(笑)。
あとはエロ部分でのテキストや演出などで、もーチョットレベルが上がれば(笑)。イヤ、正直言って前作の白詰草話では通常時とエロシーンとの落差がかなり激しかったので。HシーンだけFFDを使わずにただCGとテキストをタレ流すだけに変わって萎えた記憶が。あうあー。
初回特典はサントラCDとフルカラーブックレットとよく分かってらっしゃる。いや、駄目枕とか同梱されても困るだけだし(笑)。

 

2月12日 やっと時間がとれまして。(←挨拶)

本日よりFate / stay nightをプレイ開始。
世間と比べても2週間ぐらいノリ遅れていますが、まぁ今まで仕事や色々な雑用で忙しかったので。
取り敢えず現在のプレイ時間は12時間ほど、セイバールート中盤アタリですかね?
ホンマに時間を忘れてしまうぐらいに楽しいです。純粋に物語にノメりこめて。
暫くは「Fate」プレイに集中したいので更新がおざなりになりそうですが、許してやって下さいませ(苦笑)。

デストローイ!!(※「王の帰還」ネタバレ絵ですので注意)
(絵元サイトはSentimental Matrix様)
チョイと息抜きにロード・オブ・ザ・リング関係サイトを巡っていて爆笑してしまいました(汗)。
ってーか指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)関係のCGサイトさんを探すとアラゴルンがロリ(ホビット)好きの変態ヲヤジになっているのが多いのはどーしたモノか。
いや、でもまぁ、お相手がこんなフロドだったら冥府魔道に堕ちても構いませんが、私。

 

2月8日 それではいってみましょー。(←挨拶)

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」観に行ってまいりまして。
自分の映画人生上の最高傑作になったのではないかと。
上映時間が3時間30分ほどで、「こりゃ、途中でトイレ行きたくなったりダレたりしないかなぁ……」と心配していたのですが、3時間30分がこんなに短い時間だとは思いませんでした。いや、マジで。
普通、完結編と言われると色々と伏線を切り捨てたり、竜頭蛇尾になったりして終わってしまうのが常なんですが、「王の帰還」ではそんなコトは一切ありません。ラストまで全力疾走、すべての物語にケリがつきます。(まぁサルマンの部分は完全版に期待とゆーコトで・笑)
登場人物ごとについての感想ですが。(以下ネタバレですので反転処理)
●まず、レゴラスとギムリのデコボココンビ。
今回この二人には大きな見せ場は御座いません(笑)。「旅の仲間」や「二つの塔」で魅せたスーパーレゴラスミングアクション(類義語:スーパーヴァンダミングアクション)は健在ではありますがね。
ペレンノール野でのオレファント(象?)に一人で取り付いて撃退するし。お前ホンマにエルフなのかと小一時間(以下略)。
この二人で好きなシーンと言いますとやはりクライマックスでの
「エルフの隣で討ち死にとはな」
「だけど……『友達』の隣で死ぬのは悪くないだろ?」
「……ああ……そうだな。……悪くない」
やっぱこのシーンでしょ。この時の二人の微笑みは命を預け合う『親友』の顔をしていますし。
●続いてメリー&ピピン。
「二つの塔」のアラゴルン×レゴラス並に801臭を漂わせております、この二人(笑)。
「僕がキミの面倒を一生見るよ」とか言っているし。ソレはプロポーズの言葉かナニかですかー!?(苦笑)
しかしこの二人は実に随所随所で重要な役どころを演じております。この二人がいなくては物語が逆転するコトもなかったですし。いや、ホンマに名脇役。
好きなシーンは、ピピンがミナス・ティリスでの執政の前で歌を唄うシーンと篝火を灯すシーン。特に篝火のシーンはニュージーランドの雄大な自然の中で火か次々と灯っていって、不意に何故か涙が出てきそうでした。
●ガンダルフのじーちゃんについて。
「白の魔法使い」になってからすっかりお茶目さが抜けてしまったガンダルフですが、いきなり目を開けて寝るという特技を見せて笑わせてくれます(苦笑)。
しかしこの「王の帰還」ではガンダルフは各所で八面六臂のアクションをしておりますな。ミナス・ティリス陥落戦では片手に剣、片手に杖を握って敵を斬りまくりますし。実に元気なご老体。いつ倒れるのか私がハラハラしながら見ておりましたが(笑)。
おじーちゃーん、おじーちゃーん!!
好きなシーンはミナス・ティリスでの執政デネソールの会見前にピピンに釘を刺すシーン。
「……つまり、お前はナニも喋るな(キッパリ)
劇場でもクスクス笑いが漏れてしまいました。
●次にアラゴルン。
「王の帰還」の名に相応しく実に見せ所が満載でした。さすらい人(レンジャー)からゴンドールの王へ。「生まれを捨てた者」から「生まれついた者」への葛藤が描かれ不足でしたが、実に格好良かった。
エレンディルの剣・ナルシルを鍛え直した、王の剣――《西方の焔》アンドゥリルを引き抜くシーンは鳥肌が立ってしまうし(笑)。
大好きなシーンはペレンノール野にドゥネダイン(北の幽鬼)の軍勢と駆けつけて攻め込むところとクライマックスの黒門突入シーン。
しかしドゥネダインの突撃にはスゴイと思う前に笑ってしまいしましたが。あの進撃速度は異常だわ。何て言うかな、
砂糖の山に群がる蟻みたいで。
黒門突入シーンは、一瞬全ての音が消えて、アラゴルンの静かな声で、
「……フロドの為に」
と言って単身突撃するシーンに泣きそうになりまして、離れていても仲間のことを大切に思っている心情が伝わってくると言うか。
●今回間違いなく主役(笑)であった、フロドとサム。
滅びの山のシーンで泣かないヤツはいねえ。
もうね、あのシーンは言葉に出来ません。疑ったり信頼し合っていた二人の累積した想いがあのシーンに表現されていると言えるのではないかと。
長い旅路に身も心もボロボロになった二人。力尽きようとするその時にサムとフロドが共に口にするシャイア(ホビット庄)の風景と想い出。
別にその風景が映像で出てくるわけではないのですが、その風景が観ている私にも見えてしまうんですよね。多分ピーター・ジャクソン監督は敢えて、ココでシャイアのシーンを入れなかったのだと思います。これがスゴク効果的。(これはリンチ監督の「ストレイト・ストーリー」でも使われていましたな)
この時点で涙腺決壊寸前。

「指輪は背負えなくても、貴方を背負うことは出来ます!」

決壊。
もーダバダバと。
別に剣技に優れている訳でもなく、魔法が使える訳でもない。美味しい食べ物と何より素朴な生活を愛するホビット達がどうしてこんなに辛い目に遭わなければならないのか。でも、その弱さや純粋さこそが指輪――サウロンに対抗できる唯一の武器なのではないのか、とそう思います。
そして、最後で指輪の魔力に屈しようとするフロド。
その結末は――是非自分の目で確認してください。

●最後に物語のキーとなるゴラムについて。
「二つの塔」では実に可哀想な存在として描かれていたゴラムですが、今回は実に憎たらしい存在になっております(笑)。
まぁ、コレは今回の「王の帰還」で憎まれるべき存在がいない為にピーター・ジャクソン監督がワザとやってんだと思います。(冥王サウロンがいるじゃないか、と言う人もいますが、サウロンはチョット敵としては強大すぎてもし倒されてもカタルシスを感じる事は出来ないから)
実際死んだときは「ざまぁ見ろ!」と握り拳作ってしまったし(笑)。
今回の「王の帰還」冒頭でゴラムが如何にして指輪を手に入れ堕落していったのかが描かれますが、フロド達とよく似た種族なのにどうしてゴラムがアソコまで堕落したのかよく分ったような気がします。
フロド達が自然に感謝し、仲間のために敢えて辛い選択をしていくのに対してゴラムはひたすら自分にあらゆるモノを与えて、擁護して、養ってくれる存在を待っているだけの矮小な人間だったからではないかと。自分だけが楽しければいい、自分だけが気持ちよければいい。何だか現実の享楽的な行動ばかりする若者達を見るような気分ですっごく気持ち悪いとゆーか。
最後にゴラムは嬉しそうな顔で死んでいきますが、私から見ればその笑顔は酷く空しく、酷く哀れな笑顔だなぁ、と感じました。
●気に入ったシーンなど。
ナンと言ってもCMや予告編にも流れていましたが、ペレンノール野の攻城戦は正に映画史上に残る名シーンだと思います。20万以上の人間&オーク&トロルにホビット少々(笑)が入り乱れる様はなんと言うか……画面の隅から隅まで見てアラを探そうとしましたが(←イヤな客だな・汗)ザッと観ただけでも人間一人一人の動きが実にランダムでスゴイなぁ、と感心するしか無い訳で。ただ、長々と合戦シーンを観せ続けられるのはチョイと苦痛だったかも。あとナズグルの金切り声はホンマに耳が痛くなって気分が悪くなります(笑)。
他に気に入ったシーンはラストのミナス・ティリスでの戴冠式で出席したフロド達に人々が静かに頭を垂れるシーンですかねー。本当に偉大なことをしたのだなと云う感慨が湧いてくると云いますか。
他にも色々言いたいことがあるのですが、これ以上書いたら倍以上の文字を吐き出しそうなので、この辺にしておこうかと。
まぁ、取り敢えず言いたいことは。
いいから観とけ。3部作全部観とけ、と。
楽しさ、悲しさ、友情、愛情、戦争、平和etcetc全部この映画に詰まっています。コレを観ずしてファンタジーを語る無かれ。
そして、こんな素晴らしい作品を世に送り出してくれたピーター・ジャクソン監督を含む俳優やスタッフ全員に最大限の謝辞を捧げたいと思います。

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」。
実に素晴らしい作品でした。
正式公開日は来週2月14日。劇場に走れー。

 

2月6日 いよいよ明日。(←挨拶)

待ちに待った「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の先行レイトで御座います。
私が観に行くのは20時頃ですので、感想アップするのは恐らく日曜の朝辺りかとー。
多分暴走ブッチギリ指輪信奉主義丸出しでイクと思いますので(笑)。
しかしながら現在チト体がダルくなんか風邪気味っぽいんですよね。大事を取って今日は早めに寝よう。

と、その前に、このニュースだけは(笑)。

「propeller」オフィシャルHPオープンッッ!!
ってコトで荒川工サン率いるエロゲブランドが遂に公開で御座いますー。
スタッフ2名しかいないけどな。
デビュー作になる「てこいれぷりんせす!(仮)」は荒川サン監修で原画は「あの、素晴らしい をもう一度」でファンになったA−10さんだそうで、結構楽しみだったりします。
ナニはともあれ正式公開お目出度いなっと。新作気合い入れて頑張ってー。きゃー(※黄色い声)。血尿出るぐらいに。
それから姉妹(?)ブランドのシンシアもよろしくお願いいたします。いや、コッチも知った名前がいますので(笑)。心ばかりの応援を(※下心付き←ヲイ)。

 

2月4日 あと3日。(←挨拶)

ある情報確認のため、カラフルピュアガール3月号を購入。即座にチェック。
……なるほど。
期待しているのでガンバレ。蝶ガンバレ。
ってーか原画師さんが元々ファンだったので(笑)。

で。↑のあと3日っていうのは言うまでもなく「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」先行レイトでありまして。
サントラ購入よーし!
チケット押さえよーし!
原作再読して復習よーし!
いつでもバッチこーいってなモノで(笑)。
「結末は知っている」のにこんなに楽しみな映画ってのは初めてではないだろーか、いやマジで。
そんなコト書いていたらこんなモノとか出るらしいし。
マズイ、完璧にマズイ。
全リーチパターンを見るために有り金ツッコミそうです(笑)。
私自身、パチンコに対してはあんましアツくならないタイプなんですよ。あんなモノ大体勝てるようになってないんだし。大体3000円ぐらい入れて出なかったらすぐ止めてます。コレで大体勝率はトントン。でもこれはチョット奮発して遊んでしまうかもー(苦笑)。
あと、プレミアムのゴラムリーチは大笑い。
表示してあるキャラ表示が全部ゴラムになるんですけど怖ええよッッ! ソレ全然プレミアムじゃないよっ! むしろナニかの呪いっぽいよ!
あと紹介した私が言うのもナンですが、賭け事はホドホドにー。

本日はまた何ヶ月かぶりに同人ショップへ。
お目当ての、みけおうさんのシスプリCG集や葉庭さんの東方本を買ったりしてチョイとどんなジャンルが元気なのかなー、とリサーチなんぞもしてみたり。
あとはCDショップも物色してみたんですけどキムタクドラマの影響か店内にQUEENが流れまくり。なんだかなぁ。その昔フレディ・マーキュリーの訃報を聴いて呆然とした青春時代を思い出したが(笑)。
しかし「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」(ドラマに使われている曲)って確かフレディのソロ曲だったと記憶しているんだけど……なんでQUEENと混ぜるかなぁ。加えて今出ているベスト盤ってCCCDだし(涙)。もし、ベスト盤買おうと思っている人は今出ているヤツより2001年に出た「グレイテスト・ヒット」を買われるのをお薦めします。ただ「ボーン・トゥ・ラブ・ユー」は収録されてないけど。
そんな風に考えたりしながら本日購入したCDはL'Arc-en-Ciel「READY STEADY GO」(鋼の錬金術師の新OPですな)と菅野よう子「GET9」だったり。

 

2月1日 何処も彼処も「Fate」一色。(←挨拶)

ちなみに私は発売日当日に購入しましたが、現在も床に放置気味。プレイ時間が60時間ほどだと云うコトを聴いてやる気が減退しているし。やる暇なんかねえっーの(涙)。他にも色々あるんだから。
まぁ、取り敢えず正月ボケで1ヶ月前に提出したのに今更リテイクボンバーを喰らわせてくれるヤツは窓から投げ捨ててスーパーヴァンダミングアクションを実践させてもイイと思いますが、如何か。
もう早クリアしたトコはネタバレトークとかしているのでちと巡回先にいくのが怖いんですよねー。取り敢えずネタバレトークをするのは構わないのですが、反転処置などでやって頂きたく。ひとつ。
桜が咲く頃には「Fate」はクリアしたいなぁ……。

「アップルシード」予告編。TOP
上記はメディアプレイヤーで見れますが、Qtimeを入れている方はコチラの方を推奨。絵が段違いに綺麗なので。(ってーかウチの常連さんは今後も考え是非とも入れてくださいませ・笑)
4月17日に公開のフルCGアニメ。いよいよ全貌が見えてきましたな。実際動いている絵とかみると、実にアニメらしいデフォルメがしてあってイイ感じです。
リアルにするんだったら実写で十分なんですし、CGだからこそ出来るモノもあるんですし。
あと多脚砲台が出ているのもポイント高し。原作でも好きなエピソードですし。ホウセンカ種のワンホールショットとかもやってくれたら良いなぁ(←原作読んでないとわかんねぇネタ)
音楽は坂本龍一にBoom Boom Satellitesと個人的に大好きなアーティストが参加しています。サントラは恐らく購入確定(CCCDではないトコにもすっごく好感もてますし。てかメンバーがすっごく嫌っているみたく・笑)。
3月は「イノセンス」、そして4月はコレと士郎正宗色に染まりそうだ(笑)。

仕事場の書庫を整理する機会がありまして。
コレを機に本棚にあるいらない本をゴミ出しするとのコトなので本棚から色々と書物を出すことに。まぁ出るわ出るわ専門書から司馬遼太郎の時代小説に松本清張とか発行年を見ると昭和40年代とかもあるし。その中でチョイと面白そうな本を発見しまして。
エドガー・W・スミス編「シャーロック・ホウムズ読本 ガス灯に浮かぶ横顔」と云う本。
発行年は昭和48年。シャーロキアンの間でもチョットしたカルト本らしく、シャーロック・ホームズが実は実在した人物であるという真実を元に色々な研究家が執筆した戯論集なんですけど、なかなか掘り出し物で面白かったです。ホームズの家系とかワトソン博士が実は女性だったとか今風ならトンデモ本に類するモノなんでしょうけど、真面目にバカやっているといいますか(苦笑)。
早速持ち帰って自室の蔵書の一冊になりました。こーゆー研究本って好きだし。

「わたしのおにいちゃん 3」は未だに手に入らず。
かなり強烈なまでに造形がイッているらしく(1/30参照)。
いや、上記のは改造されているんですけどね。
しかし、コレはヤバいだろー。アマゾンでは既に在庫が無くなっている状態だし。このロリペド共め(※自分含む)。
「わたおに」が買えない悔しさで、少し物欲を発散。
DVD「英雄」、「スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD」、Fateの主題歌「THIS ILLUSION」、その他諸々面白そうな本をBOOKOFFにて購入。
……また部屋が狭くなった(汗)。
ってーかそろそろ敷く布団の近くまで侵蝕してきているんデスけどー。ええ加減大規模な整理をしたほうがいいかも知れんなー。

 


 
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