<お読みになる前のご注意>

 以下の症状(?)のある方はコレらの作品達を読むことをお控えください。
 ○(クソ)真面目な「Phantom 〜phantom of inferno」のファンの方。
 ○「Phantom 〜phantom of inferno」を知らない方。
 ○某米国組織「インフェルノ」の幹部、及び構成員の方々(笑)


   暗殺その48 『オープニング PART3

 日本に逃亡した俺とエレンの前に――キャルが現れた。
「……キャル」
 余りにも思いがけない、だが残酷な再会。
 キャルは「ドライ」と呼ばれ、かっての俺やエレンと同じく「ファントム」
を名乗っていたのだ。
 そんな俺を嘲笑うかのように、キャルが口を開いた。
「――さあ、決着をつけようぜ。誰が本当の『ファントム』か」
 
 

「と、ゆーわけで本日ここ、インフェルノ特設競技場で生中継いたします『フ
ァントム杯』障害レース。司会は私インフェルノ一の頭脳こと私、サイス・マ
スター。解説はインフェルノ幹部のレイモンド・マグワイヤさんをお迎えして
おります」
「……どうも、よろしく」(ぺこりと挨拶。でも煙草は手放さない)
「さて、各ファントムがゲートインした模様です。各ファントム一斉に――」

 ガシャンッッ!!(ゲートが開く音)

「スタートしましたッ! おおっとファントムがいきなり頭一つ飛び出した!
 しかし、ファントムも負けずに追いすがる! おおッ! 外枠からファント
ムが抜きにかかったあッ! しかしファントム簡単にトップは譲りません!
 現在先頭ファントム、続いてファントム……ファントム、先頭から離されま
した! ファントム遅れた! ファントム追い上げた! 現在ファントムを追
い越し、先頭ファントム! 続いてファントム! とにかくファントム! 適
当にファントム! どーでもファントム! しかし文字にすると全然ワケが分
かりませんが、ファントム! そして今ファントムが…………」

 と、かなりメチャクチャなレース中継のテレビ画面がゆっくりと引いていき
その画面を見ながら、なぜか馬券(?)を握り締めている志賀が明らかなカメ
ラ目線でコチラを向いて、

「さて、お話はガラリと変わりまして……」

 その声に合わせるようにJ○Aの受付嬢の格好をした美緒が横から現れて、

「……It's!!(はじまります!)」


(『Liberty Bell March』を鳴り響かせながらOPタイトルが地面から現れる)
 

  『暗殺者への道〜Phantom of Flying Circus』
 

(タイトルの側を梧桐大輔がぴちぴちビキニパンツ一丁でポージングをキめて
いるが、アインのオートマグに瞬殺されて、BGMエンド)


   暗殺その49 『もしもボックス』
 

「もしもサイスが日本人だったら?」
 

 一郎「あなたは次郎。二人めのわたし」
 玲二「うわ地味」
 

 アイン、ツヴァイって名前はドイツ人的にどーなんでしょーか。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その50 『再会』

 目の前に現れたバイカー。
 どうやら女らしい。

 フルフェイスのヘルメットをゆっくりと外していく。
 その中から現れた顔は…………、
 金髪で……そして……。
「生きて……生きていたのか……」
「………………」
「……クロウディア」
「……今死ね」

 ぱん!

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その51 『続・もしもボックス』
 

「もしもサイスがメリケン人だったら?」
 

 ファースト「あなたはセカンド。二人めのわたし」
 玲二   「野球!?」
 

 サードは岩鬼です。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その52 『いめーじとれーにんぐ』

 キャルには進ませたくない道だ。
 だが、今はインフェルノの目が光っている以上「フリ」でもさせておく必要
がある。
 ……そろそろ戻るか。

「……どうした? 俺とやり合うのが恐いか?」
 …………真面目にやれと言っておいたのに。
 ドラマの主人公気取りとは……呆れた奴だな。
「ふん。やめとけ。……何ぃ? どうしてもやろうってのか?
 面白い…………ハッ!」

 キャルが銃を構える! そのアクションの速さに驚愕する。
 キャルは……ひょっとして凄い才能を……。

「…………う、うう……こ、この俺が……」

 …………やられてどーする。

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その53 『隠された煩悩』

 目覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。
 パジャマのような服を着て、固いベッドに寝かされている。
「目が覚めた?」
 女の子に訊かれたので、曖昧に頷く。
 ここは、一体、どこなんだろうか。

 女の子に手を取られ、何かを握らされた。
 ……冷凍マグロ((c)DEEPBLUEさま)だ。
 市場で売られているような、重くて厚みのある冷凍マグロ(80kg)。
 これを一体、どうしろというのだろう?
「立って」
 女の子が促す。
 いつの間にか彼女も、右手に同じような冷凍マグロを握っている。
「なあ、一体どういう……」
 そう、訊いてみようとした。
 背ビレが稲妻のように閃いた。
 鼻先を彼女の冷凍マグロが掠め飛び、
 あわてて避けたはずみにベッドから転げ落ちてしまう。
 マジ?
「死にたくなかったら、本気できなさい」
 彼女は冷凍マグロの扱いに慣れている。
 こうなったら奥の手を出すしかない。

「昔々、お爺さんが川で洗濯していると上流からマグロが流れてきました。お
爺さんがマグロをさばくと中から可愛らしい女の子が出てきました。でもお爺
さんは、あんまりうれしくありませんでした」
 女の子がジリジリを間合いを詰めてくる。
 一瞬でいい。
 女の子の注意を逸らすことができれば……
「なぜなら、その女の子はマグロだったから」

「…………」
 ズゴ――――――――ン!
 俺が最後に見たのは、悲しそうな哀れむような女の子の目だった。
 どうやら、お気に召さなかったらしい……ぐはぁ。

                       (投稿者:無口の人さん)


   暗殺その54 『続々・もしもボックス』
 

「もしもサイスがジャパニメオタクだったら?」
 

 レイ「あなたはアスカ。二人めのわたし」
 玲二「君はともかく俺が凄くミスキャストだと思う」
 

 三人めもな。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その55『履歴』

 目の前にあるのは、かつての自分。
 その証明であるパスポート。
 開けばそこには確かに僕の顔があった。
「そして、これがインフェルノが調べた君の資料よ」
 レポート用紙に書き込まれた資料。
 ここに書かれていることは紛れもない事実なのだ。
 …………ん?
「クロウディアさん……ここの……[属性:巨乳・年上]っていうのは一体…
………」
「事実なのでしょ?(ニヤソ)」

 …………うわ。

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その56 『またまたもしもボックス』
 

「もしもサイスが菓子屋の回し者だったら?」
 

 カステラ「あなたは電話。二番めのわたし」
 玲二  「三時のおやつは文○堂だね」
 

 このネタが分からん奴は俺より若者です。サノバビッチ。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その57 『選ばれし者』

 暗い路地裏に、呼吸を荒げた少年が立ち尽くしている。
少年の前には、一体の骸が転がる。急所と言う急所をえぐられ、頭部は銃撃で
原型を留めぬまでに吹き飛ばされ、時折ピクピクと四肢を痙攣させ…トカゲを
思わせる尻尾が、いまだに活力を保ったまま左右に揺れている。
 かつて「ファントム」と呼ばれた少年は、無表情のまま尻尾に向けて発砲す
る。数発の銃弾を受けた後もしばらくのたうっていた尻尾も、やがて動かなく
なった。
 少年は必死だった。刺客には慣れていたはずだった。人間の刺客には。
 だが、この刺客は、人間ではなかった。人間の数倍の強靭さを誇っていた。
 少年はただ本能のまま、この刺客を倒した。喉笛をえぐり、心臓を握りつぶ
し、ありったけの弾丸を頭に叩き込み…それでもこの刺客は襲いかかってきた。
 半ば恐慌におちいりながらも、身体と頭は冷静に、この刺客を殺す為の行動
をとっていた。
 それをまるで、他人事のように、感じている自分が居る事にも気付きつつ…。

 不意に紫煙の香りが流れ、2度3度、拍手らしい音が路地裏に響く。
 スーツにロングコート。サングラスをしている為表情は窺い知れないが、鋭
角的な印象を与える男が、いつのまにか少年の後ろに立っていた。
「吾妻玲二、私が目をつけた男だ!! …君の勇姿を見ていてつい昔を思い出
してしまったよ。
 …我々は普通の人間は必要としないのでな。」
「なんだ、お前らは」

「私は神(じん)…神隼人!!これから先お前に地獄をみせる男だ!!」

 俺、乗るのかアレに。

 元ネタ「ゲッターロボ號」1巻

                        (投稿者:SOMさん)


   暗殺その58 『ちちとしりしか見てません俺』
 

 キャル「さあ、決着をつけようぜ……誰が本当のファントムか」
 

 ファ○トム零「お、俺だっ!」
 

 貴様はまずパクリ疑惑を解いた方がいいと思います。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その59 『吾妻ちゃん……』

「美緒ちゃんは俺のどこがいいの?」
「……吾妻さんの目、です……」
「俺の、目?」
「ええ。吾妻さん時々みんなと違う目で周りを見ているように見えるの……」
 …………この子、鋭いな。
「そんな時思うんです。この人は選ばれた人なんだな、って……」
「…………はい?」
「周囲の人を見て『ふん。貴様ら愚民共はそうやって息苦しい毎日を這うよう
に生活するのがお似合いだ』という感じて見ているように見えるんです………
…素敵」
「…………おいおい」

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その60 『NGワード』

「アイン、君に名前を上げるよ…。殺し屋じゃない普通の名前を…」
「玲二…」
「君の新しい名前は…」
「フィアナ…って名前だったら、ヤ! …だからね」
「うぐぅ…」

 元ネタ 装甲騎兵ボトムズ(笑)

                       (投稿者:Foolさん)


   暗殺その61 『素直な理解』
 

 クロウディア「ケダモノになりなさい。誰もが恐れるケダモノに」
 

 三日後。
 

 ニュース「昨夜未明、日系人少年が婦女暴行の現行犯で逮捕されました。
      少年は取り調べに対し、『上司の命令なんだ』『ケダモノになれ
      って』『ホキャアアア!』などと供述しており……」

 クロウディア「アイン、殺してきて」
 

 ケダモノっつうとやっぱし。
 ちなみに、TV版では第三話でいきなり出てました夜叉猿。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その62 『宿命の対決』

「あんたと勝負したいんだよ、アイン」
「……あなたはわたしに勝てないわ」
「………………なに?」
「あなたには致命的な欠点があるわ!」
「な、なんだと!?それは一体……」
「それは……玲二は『貧乳好き』だということよ!」
「! な……」
「成長前のあなたならストライクだったでしょうね(涙)」
「…………く……完敗だ(涙)」
「……虚しい勝利だわ、涙が止まらない……」

「お、おまいらなあ…………」

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その63 『確かに一ヶ月は長かった』
 

 ツヴァイ「夢だ……これは夢だ……」
 アイン 「慰めになるなら構わないわ。夢だと思っておきなさい。
      ……でも、長い夢になるわよ」
 

 ツヴァイ「ヴェドゴニアが1月に延期なんてぇぇぇェェェェェ!!!」
 

 でもこれが載る頃にはもうプレイしてるね。ヒャッホー。

                     (投稿者:ハイドラントさん)


   暗殺その64 『都会の空気は合わないわ』

 傍目には、ティーンエイジャーのカップル。
 だが、その実体は非情の殺し屋。
「もう…いつまで待たせるつもりだったのぉ?」
 俺の横でアインが拗ねてみせる。相変わらず完璧な演技だ。
 これから人を殺しに行くようには全然思えない。
「あ、ああ…ごめん」
 自然に振る舞おうとすればするほど、うまくいかない。
「それだけ? もう、許さないんだから!」
 アインに合わせなきゃ…アインに合わせなきゃ…
 俺はそれだけに集中する。

「おまえ、鼻毛が伸びてるぞ」
 って、俺なに言ってんだ!? 不自然極まりないぞ。
「ターゲットは、南モールのスーベニアショップよ」
 アインは既に仕事モードになっていて、そう呟いた。
 ほっ、どうやら聞いてなかったようだ。助かった。

 その後、冷凍マグロやブリが乱れ飛んだりして、滞りなく任務は終了した。
 アパートへ帰った俺たちは、言葉を交わすことも、お互いを意識することも
 なくただ躰を休ませる。
 猟を終えた2匹の猟犬。
 そう形容するのが、的確な存在。
 窓の外に見える世界とは、交わることのないモノ。
 …ふと、背中に視線を感じて振り向くと、アインが据えた目で俺を見つめて
いた。

「…………どうした?」
「切ったわ………………鼻毛」
「ああ」

                       (投稿者:無口の人さん)


   暗殺その65 『高橋監督ゴメンなさい』

(ナレーション:銀河万丈)
 卒業旅行のアメリカ、ディスク、死体、拳銃、ファントム。
 縺れた糸を塗って、少女の手になる運命の銃弾が飛び交う。
 ロサンゼルスの街に織りなされる、サイスの企んだ紋様は何。
 巨大なタピストリーに描かれた壮大なるドラマ。
 そのとき玲二は叫んだ。「エレン!」と。
 次回、「日本」。いよいよキャスティング完了!

 キャル「……って、あたしまだドライになってないよ」
 美緒 「わたしはまだ登場もしてません」
 6人娘「「「「「「我々は?」」」」」」
 エレン「………………」
 玲二 「え、ええっと……うわ、この水割り濃いな〜」

(ナレーション:銀河万丈)
 玲二が呑むクロウの作った酒は、苦い。

 元ネタ 装甲騎兵ボトムズ予告

                       (投稿者:sudoさん)


   暗殺者その66 『脅迫』

『志賀さんだな?』
「……誰だ」
『クロウディアの使いのもんだ』
「……用件は?」
『美緒さんとは知り合いでね』
「……貴様……」
『何、こっちの都合を聞いてくれれば何もしないさ』
「…………言ってみろ」
『こみっくパーティーサークルチケット二枚だ』
「…………なに?」
『頑張って手に入れてくれ、期待してるぜ』
「な! お、おい! それはどういう……!」

「……こんなもんでよかったかな」
「……あなたも随分芝居が上手くなったものね」
「君ほどじゃないさ」
「それよりも西館のチェックを忘れないで」
「…………ああ、わかったよ(血涙)」

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その67 『ラブふぁんとむ』

「おおっ! てことはアレか? アレのパロで行くのか! マジ? 今までこ
のコーナーで散々コケにされ続けたけど、最後の最後で報われるって感じ? 
ああ、楽しみだー…。まず、なるはアインにやってもらうとして、美緒は素子
か? …いや、しのむだな、うん…。キャルは…カオラ? きつねはクロウデ
ィアで…まてよ、はるかさんの方がいいか? あー、じゃあカナコと素子は誰
にやってもらおうか…やっぱ、ツァーレンシュヴェスタンのうちの誰かか? 
いやまてよ…」
「玲二…玲二…」
「えーと、それから…って、はい? なにアイン?」
「はい、あなたの担当のエレキギター…」
「え? なに? 俺担当? エレキギター? …なにそれ?」
「…ヴォーカルの方がいいの?」
「ヴォーカル? エレキギター? だからなんなの?」
「なにって今回の暗殺者の道よ。話を聞いてるでしょ?」
「聞いてるけど…はっ! ま、まさか『ラブふぁんとむ』って…」

 こくりと頷くアイン。

「B’zの方かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 元ネタ B’zの『LOVE PHANTOM』と『ラブひな』(笑)

                       (投稿者:Foolさん)


   暗殺その68 『暗殺はキングオブスポーツです』
 

 ツヴァイ「全てが俺のシナリオ通りだ」
 

 ウォレス大尉「ど……どういう技……」

 パイソンマグナムで締めてる!?

 図解すると、グリップと銃身をそれぞれ握って手首を交差させる感じで。
 図解してませんが。

「ツ……ツヴァイが!銃を締め技に利用している!」

 ウォレス(銃を撃たずに締め技に使うなんて……こ、この男!)
 ツヴァイ「あんたがフォークリフトの陰から、俺を待ち伏せているのはわか
      っていた…」
 ツヴァイ「そして案の定…あんたはのこのこと姿を現した俺に、発砲した」
 ツヴァイ「そしてワンチャンス」
 ツヴァイ「あんたが予想だにしない殺り方となると…」

 ツヴァイ「これしかなかった」

 サイス「なんという……眩しい暗殺」
 サイス「なんという……ファンタスティックな結末」
 

 俺が暗殺を、ボクシングの高さまで引っ張り上げるッッ!
                           ──ツヴァイ

 元ネタ 板垣恵介&夢枕獏「餓狼伝」

                   (投稿者:DEEPBLUEさん)


   暗殺その69 『ファントムとは?』

リズィ   「……クロウ、あの坊やはどうしたんだい?」
クロウディア「今、郊外の工場でファントムになる為に訓練中よ」
リズィ   「なぁ、『ファントム』ってそんなにスゴイのかい?」
クロウディア「そりゃ、スゴイわよ」
リズィ   「煮えたぎった油の鍋の中で、手を開いたり閉じたり出来る
      とか?」
クロウディア「うーん、十回はカルイわね」

  その頃、郊外の工場では――、

玲二 「あぢゃああああッッ! ほぉああああああああぁぁーッッ!!
アイン「………………何やっているの?」 

 元ネタ 柴田亜美

                         (投稿者:西山英志)



 

   暗殺その70 『学校認識』
 

 日本に着いた俺たちは身を隠すために学校に行くことにした。
 

「学校?」

「ああ。行ったことない?」

「ええ。でもサイス=マスターからどんなのかは聞いているわ」

 ……どんな風に? 俺は一応それを聞いてみた。

「学校――子供たちが職につくまでの憩いのオアシス」

 をい。

「配給(給食)を待つための待合所」

 まて。

「そして食べた後は腹ごなしの休憩室」

 ……いや、間違っちゃいないけどさ。

「あと、直立原人養成所とも聞いたわ」

 ……極端だな。

「恐ろしいところね、学校って」

 その認識の方が恐ろしいわい。

「あ、それと、生きていくのに必要の無い知識と悪い先入観を与える場所、と
も言っていたわね」
 
 

 ……サイス=マスター。学校に恨みでもあんのか、あんたわ。
 
 

ちゃんちゃん
 

 元ネタ 三年奇面組

                        (投稿者:しゅらさん)


   暗殺その71 『失ったモノ』

ツヴァイ  「……エレンを失った。守ってやると約束したのに…………」
クロウディア「……全てを忘れて尽くしなさい、インフェルノに。ケダモノに
      なりなさい。誰もが恐れるケダモノに」
 

 一年後
 

リズィ   「おいクロウ、あの坊やなんとかしてくれよ!」
クロウディア「……………」
リズィ   「あんたの入れ知恵でこんなことになっちまったんだから!
      責任取れって」
クロウディア「私は「ケダモノになれ」って言ったのよ! 『くだもの(レズ
      のコト)になれ』なんて言った覚えはないわ!」
リズィ   「勝手にモロッコなんか行きやがった上、男捨ててきやがって…
      …。あたしの部下の女、あの坊やが皆手を出して行くんだよ……」
 

ツヴァイ  「…………ふふふふ」

 ……鳥肌。

                     (投稿者:もりたとおるさん)


   暗殺その72 『最強の銃』

「ツヴァイ、次はどの銃の扱い方を学びたいの?」

「ん〜、威力のある銃かな?」

「わかったわ」
 
 

 そう言って、アインは倉庫から一振りの銃を引きずって持ってきた。
 
 

 それは銃というにはあまりに大きすぎた。

 大きく、分厚く、重く、そして大雑把すぎた。

 それは正に鉄塊だった。
 
 

「『ドラゴン殺し』という銃よ」

「ふーん……って、撃てるかこんなもん!」

「威力は史上最強よ」

「いや確かにでかけりゃそのぶん威力もあるだろうけどさ」

「使用方法はね、銃身を持って思いきりぶん回すだけよ。簡単でしょう?」

「簡単すぎるわ! ていうかそれすでに銃じゃない!」

「わがままね……」

「どっちがぁぁぁぁ!!!!」
 
 

 ……父さん、アメリカの大地は寒いです。色々と。とか何とか言ってみたり。
 

どっとはらい
 

 元ネタ ベルセルク

                        (投稿者:しゅらさん)



Back to EtC


 
 
  inserted by FC2 system