<お読みになる前のご注意>

○品  名 「暗殺者への道〜Phantom of Flying Circus」
○原材料名 ニトロプラス制作「Phantom 〜phantom of inferno」
      その他色々なマンガ・アニメ等をホドホドに(笑)
○内 容 量 管理人の気分と投稿量次第
○賞味期限 時々既にクサッているモノもあります(汗)


   暗殺その73 『オープニング PART4』

 夕闇の残照が消え、礼拝堂の前で志賀は歯噛みをした。
(二十人動員して……これか?)
 先程、礼拝堂で吾妻玲二達を襲った結果は――散々たる有様であった。
 梧桐組の若衆のほとんどは負傷、又は死亡して現在満足に立って歩ける者は
十指に満たない。
(……一体、奴らは……)
 その時。
 考えを巡らせていた志賀の背後で、大仰な溜息が聴こえた。
「やれやれ……ご忠告した筈ですぞ。ミスタ志賀」
 きっちりと撫で付けた銀髪と、口元に浮かべるいつ見ても不快にさせる笑み。
 サイス=マスター、だった。
「プロとアマチュアの戦力比は、頭数などでは補えるモノではないと」
「…………」
 胸中で舌打ちをする。
(コイツ……どこから嗅ぎつけて……)
 いや、多分コイツは最初から解っていたのだろう。そういうヤツだ。
「しかし、意外ですなぁ」
 礼拝堂の惨状に冷笑めいた一瞥をくれる。
「あなたにしては、随分と思い切った挙に出たもので」
「相手が……相手だったからな」
 苦虫を噛み潰したような表情の、志賀。会心の笑みを浮かべる、サイス。
 今、どちらが主導権を握っているかは明白だった。
「ソレをご理解いただけたのなら、話は早い」
 小気味よくサイスの指が、鳴る。
「なにぶん、相手が相手です。今夜の宴は、いささか度を越して盛大なモノに
なるかもしれません」
 それを合図のように白く異様な影が現れた。
 顔は謝肉祭の白い仮面を被り、手には軍用自動小銃――AK−74が握られ
ている。
 

 んでもって仮面以外はビキニパンツ一丁の兄貴たち。
 

「ここは我らにお任せ頂けますな」
「…………勝手にしろ」
 サイスの言葉に視線を逸らしながら吐き捨てる、志賀。つーよりはその背後
異様な集団から視線を逸らしたがっている方が正解。
 身体中からごっついイヤな汗を噴き出しまくっていますし。
「よろしい…………それでは」
 志賀の言葉を受けて、サイスは背後の自分が作り上げたゲイ術品(※誤字に
あらず)へ振り向いて、号令をかける。

「野郎ども! 俺たちの特技はナンだッ!」
『殺せッ! 殺せッ! 殺せッ!』
「この作戦の目的はなんだッ!!」
『殺せッ!! 殺せッ!! 殺せッ!!』
「俺たちは殺人を愛しているか!? インフェルノを愛しているか!? クソ
野郎どもッッ!!」
『ガンホー!! ガンホー!! ガンホー!!』
「OK! ではいくぞッ!」

 そう言いながらサイスと愉快なゲイ術品たち(命名:志賀)は夜の校舎へ向
かって突進していく。
 一瞬――と、いうよりはたっぷり三分ぐらい硬直していた志賀がやがて明ら
かなカメラ目線でコチラを向いて、

「……さ、さて、お話はガラリと変わりまして」

 その声を聞きつけたのか、サイスと愉快なゲイ術品たちが、突如Uターン突
進でやってきて、

『It's ――――!!(はじまるぜえええええぇぇッッ!!)』


(『Liberty Bell March』を鳴り響かせながらOPタイトルが地面から現れる)
 

  『暗殺者への道〜Phantom of Flying Circus』
 

(タイトルの側を全裸英国紳士(ニセ)のツヴァイがバカ歩き(シリー・ウォ
ーク)をしているがアインの投げナイフで瞬殺されて、BGMエンド)


   暗殺その74 『ファントムの秘密』

 前回までのあらすじ。

 高校入学のお祝いでいったアメリカ旅行。
 僕は折角だからガイドブックにない道を選ぶぜとばかり盲進してたら迷っち
ゃってさあ大変。
 そんな僕に声をかけた謎のアメリカ人は、油紙に包まれた怪しげな袋を手渡
されてしまいました。
 そしたらその人は射殺されちゃうし、撃った女の子は僕を追ってくるしと玲
二ちゃん大ピンチ。

 憎むべきは銃社会アメリカ合衆国。
 恨むべきはあの胡散臭いアメリカ人(故人)。
 憤るべきは助けに来ないツアーガイドと旅行会社と日本大使館。
 嗚呼、何て不幸な僕なんだろう。
 泣けども、泣けども事態は好転しない。
 

 身を潜めること数日。
 僕の精神はいい加減参っていた。
 一体何の手落ちもない善良な僕がどうしてこのような理不尽な目に遭うのだ
ろう。
 神様は意地悪だ。

「しかし一体……何故、あんな女の子が?」

 疑問が疑問を呼ぶ。
 謎が謎を重ねていく。

「やっぱり……」

 その全てを知るためにはこのアメリカ野郎(故人)が勝手に渡してきやがった
これを確かめるしかあるまい。
 今までは中を見てしまったら言い逃れが出来なくなってしまうのではないか
と思い、なるべく考えないようにしてきたのだが、例え見ないまま返したとこ
ろで助けてくれそうな気はしなかった。
 だったら命まで取られるだけの理由のものを見もしないで殺されるのは嫌だ。
割に合わない。
 そんな思いを胸に、厳重に包まれた油紙を開いていく。

 ………………
 ……………
 …………
 ………
 ……
 …

「………………ぶらじゃー?」
 中に入っていたのは女性の下着のようだった。
「何でこんなものが?」
 もしかしたら、この中にマイクロチップか何かでも入っているのだろうか。
「…………」
 確かめる手段は只一つ。
 躊躇っている暇はない。
 
 
 

「ネコミミ………」
 
 

 ……残念ながら、この方法では確かめることはできなかった。
 
 

「しかしこれは……」
 頭に被ったことで新たな情報を得ることが出来た。
 普通のブラと違ってワイヤーがキツいように感じた。
 あと、大き目のハーフカップブラの底はまるでパットでも入っているように
盛り上がっている。
 

「もしかしたらこれは端正下………
 
 
 

 ズキュ――――――――――――――――――――ンッ!!
 
 
 

 ――ああ、君はそんな顔もできるんだ……。

                       (投稿者:久々野彰さん)


   暗殺その75 『最初の試験』

 目の前にウォレス大尉の屍体が在った。
 空洞のような瞳。胸に穿たれた小さな穴。足下に拡がる血溜まり。
 死んでいる。――僕が……僕がこの手で殺したのだ。
「……嘘だろ……こんなのって……」
 殺した。コロシタ。死んだ。シンダ。――この、手で。
 気が付くと頬に熱いモノが流れていた。コレは眼前の屍体に対しての贖罪の
涙なのか、それとも己の悪夢を呪う怒りの涙なのか。
「――ツヴァイ」
 アインがいつの間にか、僕の背に触れていた。
 ……なぁ、アイン。コレで終わりなんだろう?
「……言った筈よ。長い夢になる、って。この夢はあなたが死ぬコトでしか醒
めない夢……」
 そんな……そんなコトって。
 ふと、背中にアインの温もりが伝わる。

「……ツヴァイ。ウミガメは産卵の時に男泣きに泣くというわ」

 …………。
 ………………はい?
「しかしそんな奴でも産卵が終わると卵をほっぽって海に帰ってしまうのよ。
平然と」
 は、はぁ。
「だから、ツヴァイ。あなたも男泣きに泣いて帰っていきなさい」
 …………どこへ?
「と、いうワケで、泣き用に『胸』も一つ用意しているわ」
 と、言ってアインが指差す先には――、
 

 上半身裸で「かみ〜ん」と待っているサイス=マスター。
 しかも帰らずの森(胸毛)付。
 

 ……ガッチガチに固そうな胸ッスね(血涙)
 ところでアインさん。
「……なに?」
 ココで速攻で殺して貰うという選択肢は?
「ないわ」
 ……。
 …………。
 いやあああああああああああああああああああ〜〜ッッ!!
 せめて、その貧乳な胸で――、
 

 ぱんっ!!(銃声)

 元ネタ 田丸浩史「アルプス伝説」

                         (投稿者:西山英志)


   暗殺その76 『復活のアレ』

エレン「玲二」
玲二 「どうした、エレン?」
エレン「…セーブは、どうするの?」
玲二 「え? ああ、DVD版ファントムか。パスワードらしいぞ」
エレン「…そう」

 もよもよもよ(エレン、想像をたくましくする)

クロウディア『つう゛ぁいは、次のレベルになるまでに1642ポイントの経験が
      必要ね。…貴方に復活の呪文を教えるわ。めもこるぴ ひきへま
      のべれ かわてほぬ しもぺ』

 もよもよもよもよ(エレン、さらに想像をたくましくする)

クロウディア『ああつう゛ぁい、死んでしまうとは何事なの? …仕方が無い
      わね、貴方にもう一度チャンスをあげる』

 もよもよもよもよもよもよ…。

玲二(引き気味に)「お、おーい。エレン、だいじょぶかー」
エレン「…」

 エレン、突如としてかっと目を見開き立ち上がる。

エレン「買ってくるわ、PS2」

 それだけを言い残し、部屋を飛び出していく。後に残された玲二、呆然と。

玲二 「…このモーテル、街まで100km近くあるんだけど…」

                       (投稿者:ありよしさん)


   暗殺その77 『裏切りの代償』

「あんたのアインは……手強かったよ。サイス=マスター」
 俺の足下にはアインが物言わぬ骸となって横たわっていた。
 何人も――それこそ何十、何百の命を奪ってきた筈なのに、アインの死顔を
見ると口の中に錆びた鉄のような、苦い味が拡がる。
『……ほう? 素晴らしい成長だな、ツヴァイ――いや、”ファントム”』
 携帯電話から聞こえるサイスの何処か莫迦にしたような口調。
「俺はもう『インフェルノ』の人間じゃない。その異名はお門違いだ」
 怒りで震えそうになる声を最大限の理性を使って、押さえ込む。
『……ほう、では裏切り者のクロウディア嬢と逃げる気かね?』
「……」
 お見通しか。
『だが、まさかクロウディア嬢にそのままついていけば、君は間違いなく殺さ
れるぞ』
 冷たく、だが何やら愉快そうな声。あの薄ら笑いが目に浮かぶようで吐き気
がする。
『君も知っているだろう? 彼女の弟・ロメロの末路を』
「……それがどうした?」
『君までもが、そんな末路を辿るべきではないと言っているんだ。
 幸いにして、君は一つ功績を立てる機会に恵まれている』
「……何?」
 一息置いて、サイスが天啓を告げるように囁く。
『裏切り者、クロウディアの処刑』
 ギリッ、と奥歯が砕けるような悲鳴をあげた。
『その手であの女狐に引導を渡し、改めて組織への忠誠の証としたまえ。私の
名において君の処遇は保証する』
 そんな事が呑めるワケが……ない。
『……さあ、君の返答は?』
「…………糞食らえだ、サイス」
『ほう』
 

「だがしかーし、キャルとツァーレンシュヴェスタンの女の子達とのラブラブ
ゲハゲハHなEDが迎えられるなら、ナーンボでも裏切ってやるわ!」

『――切腹ッ!!(ぶしゃあっ!)』

「ああっ! サイスッッ!?」

 元ネタ 柴田亜美

                         (投稿者:西山英志)



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